こんにちは
パーソナルトレーニングジム3c fitness 数矢ですhttps://www.instagram.com/suya_fit/
「なんとなく年齢を重ねるごとに痩せにくくなった気がする」
「社会人になってから太りやすくなった」
そのように感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実際年齢と体脂肪の増えやすさ、減りにくさはかんけいあるのでしょうか?
今日は年齢と体脂肪の関係性について解説していきたいと思います。
年齢と共に体脂肪は落ちにくくなる?
結論から言ってしまうと【落ちにくくなる】と思います。
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、体脂肪を落とすためには
消費カロリーが摂取カロリーを上回っている必要があります。(摂取カロリー〈 消費カロリー)
逆に摂取カロリーが消費カロリーを上回ると体脂肪は増えていきます。(摂取カロリー 〉消費カロリー)
人間の消費エネルギー量の60~70%は基礎代謝と呼ばれるもので消費されています。基礎代謝は1日何もしていなくても勝手に消費されるカロリー(熱量)です。
残りの約30%が活動代謝(運動・通勤など)残りの約10%が食事誘発性熱産生(食事の際に内臓を動かしたりする際に消費するカロリー)となっています。
現代の日本人の傾向としては年齢とともに運動量が落ち、それに伴い筋肉量が落ち、食事量も落ちていきやすい傾向です。
この特に大きな割合を占める基礎代謝が年齢とともに大きく落ちていく傾向にあるため痩せにくくなる・太りやすくなるというものに繋がってきます。
基礎代謝の平均数値
男性の基礎代謝平均値
- 1~2歳:710?
- 10~11歳:1330?
- 12~14歳:1490?
- 15~17歳:1580?
- 18~29歳:1510?
- 30~49歳:1530?
- 50~69歳:1400?
- 70歳以上:1280?
女性の基礎代謝平均値
- 1~2歳:660?
- 10~11歳:1200?
- 12~14歳:1360?
- 15~17歳:1280?
- 18~29歳:1120?
- 30~49歳:1150?
- 50~69歳:1110?
- 70歳以上:1010?
男性であれば15~17歳、女性であれば12~14歳が基礎代謝の数値のピークとなり、70代以上の方と比較すると20%程差があります。
参考資料:https://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/05/dl/s0529-4e.pdf
ただ体重1?あたりの基礎代謝量に関しては1~2歳の時が一番高いです。
男性の1~2歳の時は体重1?あたり61?消費しており
15~17歳場合は体重1?あたり27?の消費となっています。
70歳以上のの場合は21?となっており、1~2歳と約15~17歳で比較すると約2分の1、1~2歳と70歳以上の方を比べると3分の1にまで落ちています。
加齢によってお腹周りに脂肪が付きやすくなる
「年齢を重ねるごとにお腹周りに脂肪が付きやすくなってきた気がする」
なんとなくそんな実感を持った方もいらっしゃるかと思います。
実際データを見てみると
男性の全体脂肪量からの体幹部脂肪の割合
- 30歳未満:52.5%
- 30~49歳:56.7%
- 50歳以上:60.4%
女性の全体脂肪量からの体幹部脂肪の割合
- 30歳未満:48.8%
- 30~49歳:53.9%
- 50歳以上:57.5%
男性だと30歳未満と50歳以上の方で約8%の差
女性だと30歳未満と50歳以上の方で約9%の差が生まれたようです。
お腹周りに脂肪が付きやすくなる原因としては
- グルカゴン・リパーゼなどのホルモンや酵素の減少
- 血管硬化により脂肪酸が流れにくい環境
などが原因になっているのかなと思います。
【雑学】内臓脂肪と皮下脂肪の違いとは
筋肉量の低下による基礎代謝の減少
加齢によるホルモンや酵素の減少はある程度仕方ないかと思いますが、筋肉量に関しては自身の運動習慣などで改善することは可能です。
筋肉量は10~20歳代をピークに右肩下がりに落ちていく傾向にあります。
特に脚・胸・背中などは大きな負荷がかかることが少なく筋肉量も減っていきやすい部位になるかと思います。
普段の生活で使いにくい部分はトレーニングや運動などで刺激を与えていく必要があります。
体脂肪が落ちにくくなった・体重が増えやすくなったからといって体の変化が出なくなったわけではありません。何歳からでも体は変えられます。変化させるために自身にあったトレーニング内容・食事内容・運動習慣などをしっかり設定して目標に向かっていけるプランを見つけましょう。
パーソナルトレーニングジム3c fitness?
?
?