こんにちは
パーソナルトレーニングジム3c fitness 数矢ですhttps://www.instagram.com/suya_fit/
トレーニングを行っている方でも喫煙されている方は多いかと思います。
「タバコを吸っていると筋トレ効果に影響はあるのか」について今日は解説していきたいと思います。
有酸素運動への影響
日本では男性の27%、女性だと8%が喫煙されているとされています。
よくタバコを吸うと体力が落ちると言われますよね。
これはあながち間違いではなく、喫煙と有酸素運動のレベルは関係性が高いと証明されています。
喫煙は酸素摂取量の低下を招き、喫煙での有酸素運動への影響は運動している方より運動していない方の方が影響が出やすく、更に男性より女性の方が影響を受けやすいようです。
喫煙での体への影響
- テストステロン値の低下
- 血液循環の悪化により、疲れやすくなる
- ストレスホルモンの分泌
テストステロン値が下がることにより、筋肉がつきにくくなる可能性があります。
また血行不良による酸素供給や栄養素供給の悪化による疲れやすさや、ストレスホルモンの「コルチゾール」分泌による筋分解促進の可能性もあります。
喫煙での筋力への影響
喫煙前と喫煙後で膝の筋力を測定してみた研究では男女ともに筋力の低下がみられた結果が出ています。
男性は週に100gのタバコを吸った場合、膝の伸展筋力は2.9%低下
女性も同量のタバコを吸った場合、5%の膝の伸展筋力低下がみられたようです。
禁煙で筋力はアップする?
1年間禁煙したグループとそのまま喫煙を続け、トレーニングは特に行わずに最初と最後で体組成を計測した研究があります。
禁煙者は喫煙時に比べ
- 筋肉量が1.3?アップ
- 握力・レッグプレスなどで最大筋力が18%アップ
- 骨のミネラル含有量アップ
- 平均で約5?体重増加
筋肉量や筋力がアップしていたのですが、体重は平均で約5?。筋肉量は1.3?増なので体脂肪は約4?程増えてしまった結果となりました。
禁煙は筋力アップには効果的ですが、体脂肪に関しては禁煙後1年程は逆に増えやすくなると思われます。
また喫煙は血行不良などの関係で顔のシワやクマ・むくみなど、美容面においてマイナスな部分も大きいとされているのでタバコの吸いすぎには気を付けましょう。
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