こんにちは
パーソナルトレーニングジム3c fitness 数矢ですhttps://www.instagram.com/suya_fit/
ダイエット経験のある方は一度は聞いたことあるのではないかと思われる「MCTオイル」について今日は解説していきたいと思います。
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脂肪酸について
脂肪酸というものにも種類があります。
- 長鎖脂肪酸
- 中鎖脂肪酸
- 短鎖脂肪酸
MCTオイルはこの中の中鎖脂肪酸の分類に含まれます。
一番よく口にする油は長鎖脂肪酸です。消化→吸収→エネルギーまでの時間が凄く長いのが特徴です。主に小腸で酵素リパーゼの働きで分解され、そのまま吸収されるわけではなくミセル化という現象が起きます(難しくなるので詳細は別で)そこで吸収されてまた再結合して全身に行き渡るのが長鎖脂肪酸の特徴です。
中鎖脂肪酸のメリット
中鎖脂肪酸は長鎖脂肪酸に比べて消化行程がそこまで長くありません。口や胃にも酵素のリパーゼというものは存在するのですが、口や胃にある段階で中鎖脂肪酸は小腸に行き届く前にある程度処理されている状態になります。ミセル化の行程もないのでより素早くエネルギーとして活用することが出来ます。
また長鎖脂肪酸とは違い全身と巡ってエネルギーになるのではなく、直接肝臓に運び込まれるのが特徴です。
中鎖脂肪酸には更にメリットがあり、通常脂肪の燃焼にはカルニチンというアミノ酸が必要になってきます。カルニチンは肝臓で生成され脂肪酸を細胞に届けてくれる役割があります。
中鎖脂肪酸はカルニチンがなくてもエネルギーになってくれるというのが特徴です。
要するにすぐにエネルギー源になってくれて脂肪として蓄積しにくいというのが中鎖脂肪酸の良いところです。
どんな時に使える?
吸収が早くすぐエネルギーになってくれるものなので、空腹を感じた時などにいいと思います。吸収に時間がかかる食べ物程、食べた後も空腹感が続きやすいのでMCTオイルを使ったもの、少し前に話題になったバターコーヒーなどはいいかもしれませんね。
注意点としてはいくら良い油とはいえ脂肪は脂肪です。カロリーは変わりません。
なので1g9?あるので糖と一緒に過度に摂取したりするとインスリンの働きで体脂肪になりやすくなってしまったり、オーバーカロリーになってしまう可能性もあるので使用料には注意しましょう。