こんにちは
3c fitness 数矢です?https://www.instagram.com/suya_fit/
忙しい時期になると睡眠時間も短くなってしまう方も多いかと思います。
そんな時に実際トレーニング・運動のパフォーマンスにどのような影響を与えるのかについて今日は解説していきたいと思います。
睡眠時間とトレーニングパフォーマンスの関係性
結論から言ってしまうと「睡眠時間の影響で運動・トレーニングパフォーマンスにも影響はある」と思います。
こちらの論文をみてみるとhttps://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21200339/
8時間以上睡眠をとった方と睡眠をとらなかった方で比較した際に同じ食事を摂っていたにも関わらず、筋グリコーゲンの貯蔵量が25%も差が出たという結果が分かったようです。
捕捉になりますが、筋グリコーゲンは肝臓や筋肉に蓄えられているもので体を動かす際のエネルギー源になります。
なぜ筋グリコーゲン貯蓄量が減ってしまったのか
こちらの研究結果によるとhttps://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5727269/
睡眠時間が短いほどインスリン抵抗性が上がってしまったという結果となりました。
これも捕捉になりますが、簡単に言うとインスリンが分泌される程、血中の糖などを細胞内に取り込みやすくなります。
インスリンの抵抗性が上がってしまうほど、インスリンの感受性(受け入れる)が落ちてしまうので同じ量の食事を摂ってもグリコーゲン貯蔵量が減ってしまったのではないかと考えられます。
また睡眠時間が8時間以上の方と6時間以下の人のトレーニングボリュームを比較したところ、8時間以上の方に比べ6時間以下の睡眠しかとれなかった方は20%もトレーニングボリュームが落ちてしまったようです。
まとめ
- 睡眠時間はトレーニングパフォーマンスに影響を与える
- 6時間以下の睡眠の方と8時間以上の睡眠出来た方を比べると筋グリコーゲン貯蔵量が25%差が生まれた。
- トレーニングボリュームに関しても8時間以上睡眠をとれた人の方が20%6時間以下の睡眠の人に比べて高かった
睡眠不足でトレーニングの調子が悪いというのはこのような影響も大きいのかもしれませんね。
そもそも睡眠が浅くなってしまったという方は、食事内容も影響しているかもしれません。
そういった方は食事量・糖質量がいつもに比べて少なくなってないかなど食事面からのアプローチもかけてみるといいかもしれません。
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