第7の栄養素ファイトケミカルについて

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2024.05.01

雑学

第7の栄養素ファイトケミカルとは?

第7の栄養素ファイトケミカルとは?

第7の栄養素ファイトケミカルとは?

 

ファイトケミカルとは、野菜や果物に含まれる天然の機能性成分で、特に皮や種に含まれています。役割として、免疫力アップ、抗酸化作用、デトックス、がん予防、ダイエット効果、アンチエイジング、活性酸素除去等があり、近年さらに注目されています。

 

 
ファイトケミカルは明らかにされているだけで1500種類あります。
ファイトケミカルの中ではサプリメントとして市販されているものも多くありますが、
特定のファイトケミカルだけ多量に摂取するだけでなく、多種類のものを多彩な食品から取り入れることがベストになります。
 
ファイトケミカルは「植物に含まれている化学物質」なので、植物性の食品に含まれています。
特徴として、苦味・渋み・辛味・色素に関する成分なので、色の鮮やかさ、濃さ、独特の風味を持っている食品に特に多く含有されています。
 
代表的な注目されているファイトケミカル
皆さんも通販番組やCMでも耳にするものがとても多いです。
耳にするけど実際の効果・効能はどうなのか?
お話していこうと思います。

 




・カロテノイド
水に溶けにくく、油に溶ける脂溶性の特徴があり、皮膚の「ターンオーバー」を整えるため、美容には欠かせません。
また、目の健康にも影響があり、ドライアイの予防、目のダメージの回復にも働きかけます。
 
  • α‐カロテン      ニンジン、カボチャ
  • β‐カロテン      ニンジン、カボチャ、トマト
  • β‐クリプトキサンチン ミカン、ホウレンソウ
  • リコペン       トマト、スイカ
  • ルテイン       ホウレンソウ、ブロッコリー
  • ゼアキサンチン    カボチャ、トウモロコシ、モモ
・含硫化合物
硫黄を含んでおり、辛味と強い刺激臭が特徴で、代表的なもので玉ねぎがあげられます。
血行や血流の促進、抗菌作用、肝臓や消化器官の解毒酵素の活性化の効果があります。
 
  • イソチオシアネート   ダイコン、ワサビ
  • システインスルホキシド タマネギ、キャベツ

 
・ポリフェノール
ファイトケミカルの中でも抗酸化作用の代表がポリフェノールです。
代表的なもので赤ワイン・ブルーベリー等があげられます。
 
水に溶けやすい性質があります。
 
活性酸素などの有害物質を無害な物質に変える作用があり、動脈硬化などの生活習慣病の予防等に役立つ成分です。
 
  • アントシアニン ブルーベリー、ブドウ
  • イソフラボン  大豆
  • フラボン    セロリ、パセリ、ピーマン
  • フラバノール (カテキン系) 緑茶、カカオ
  • フラボノール  ブロッコリー、タマネギ
  • フラバノン   柑橘系の果皮

 

その他にもファイトケミカルはありますが、上記の食品は特に日頃から
食べているものが多く、馴染みもあるかと思います。
7第栄養素として認知もまだされておらず、ビタミン・ミネラルのように必須
とは言われていないものの、いつまでも若々しく、健康な暮らしを続けていくためにも、
必要な栄養素です。
ダイエットやボディメイク時もトレーニング時に発生した活性酸素の除去もできますし、
会食などのお酒の席が多いお客様はダイコン、タマネギ摂取で、肝臓の解毒酵素を活性化し、アルコール分解もスムーズに行う手助けが期待できます。
 
是非効率よく摂取していきましょう。