【筋トレ】野球でのパフォーマンス向上の為のトレーニングとは

BLOG

ブログ

2020.09.23

筋トレ

【筋トレ】野球でのパフォーマンス向上の為のトレーニングとは

【筋トレ】野球でのパフォーマンス向上の為のトレーニングとは

こんにちは

3c firness 数矢です

今日は野球でのパフォーマンス向上の為のトレーニングをご紹介致します。


野球での主な動き

野球での主な動きとしては

上半身:三角筋・上腕三頭筋・棘下筋等の回旋筋・大胸筋・僧帽筋・腹直筋・腹斜筋

下半身:大腿四頭筋・大腿二頭筋・大殿筋・内転筋群・腓腹筋・ひらめ筋

細かく分けるとまだまだありますが、主にはこのような筋肉が使われます。


どんなトレーニングを行うべき?

基本的にどのスポーツでもそうですが、単関節種目(アームカールやプレスダウンなど)より複合関節種目(スクワットや懸垂など)をメインで行っていく方がいいと考えています。

理由としてはスポーツにおいて関節1つだけを動かして試合を行ったりすることはないに等しいからです。

スポーツパフォーマンス向上には筋力の底上げも大事ですが、体の連動性もとても重要な要素の一つになってきます。

より速い球やスイングを行える人は自分が生み出したエネルギーを体の連動性を上手く利用しボールに力を伝えることが出来ています。

ウエイトトレーニングでトレーニングを行いつつ、体の連動性を上げることが出来れば今までにないパフォーマンス向上も狙っていけると思います。


トレーニング種目

ます年齢によって分ける必要があります。

成長期の学生さんはウエイトトレーニングよりはまず自重でのトレーニングから入り、ウエイトトレーニングをもし取り入れていく場合はエキセントリックな動作(重さを元のポジションに戻していく動き)はあまりゆっくり行わないようにしましょう。成長期に高強度な負荷がかかってしまうと場合によっては、関節障害などをおこす可能性が出てきてしまいます。

なのでウエイトトレーニングを主に取り入れる基準としては高校生以上(16~18歳)から行うことをお勧めします。


オススメ種目? スクワット

スクワットは大腿四頭筋・大殿筋・ハムストリングス・腓腹筋など下半身を主に使っていく種目です。

速い球・遠くへ飛ばすスイングなどどちらにも必要な動きになります。

野球は重心移動させてボールを打つ・投げるスポーツです。

速い球・遠くへ飛ばすスイングを実現するためには移動させた重心を反対に押し返す力を強くする必要があります。

野球 速球

↑左バッターは右足 右ピッチャーは左足

デコピンの形を作ってください。

デコピンでおでこに当てる方の指(自分の場合は中指なので以下中指)に力を入れていくと支えている親指にもその分力が入りませんか?

この時中指は目標に向かって大きな力が入っていますが、親指はその力と同じ分だけ反対方向に力が働いています

支えている親指の力が弱くなればなるほどデコピンの力も弱くなるはずです。

要するに、いくら重心移動で加速させられてもそれを反発させる脚腰の力がないとその力は腕に上手く伝わらず、速い球・速いスイングを実現できません

スクワットは大腿四頭筋・大殿筋・内転筋群・脊柱起立筋群など反発させる力・野球に必要な筋肉を一度に数多く動員できるためとても優秀なトレーニングです。


オススメ種目? デットリフト

オススメ種目2つ目はデットリフトです。

オススメな理由としては筋力アップは勿論ですが、神経系の強化も狙える種目であるためです。

デットリフトは他の種目と違い、床に置いてある状態からスタートする種目で

力が0の状態から重さを上げていかなければならない種目です。

同じくらいの伸長・体重でも周りの人より力の強い人はいませんか?

その人は神経の発達が周りの人たちよりも優れている可能性が高いです。

デットリフトのように0から一気に力を100まで持っていく動きを練習していると神経や連動性を上手く鍛えることが出来、パフォーマンス向上に繋がっていきます。


オススメ種目? エクスターナルローテーション

この種目は筋力アップというよりは怪我の防止+パフォーマンス向上を狙っていく種目です。

野球で一番多い怪我は肩の怪我だと思います。

違う見方をすればそれだけ重要な部位だということです。

原因は主に棘下筋や肩甲下筋など回旋筋が原因の場合が多いです。

肘から先がものすごく後ろへねじられていますよね。

この動きは肩の外旋と言います。棘下筋・小円筋が縮むとこの動き出来ます。

https://www.youtube.com/watch?v=KyZ-eYX8ftE

↑動画参照

肩の柔軟性・怪我予防の為に石川遼さんや大谷翔平選手が行っているこのようなストレッチも効果的です

ゴルフ100切りに絶対必要なストレッチ【肩甲骨編】

力が出る理由は先程の説明に似ていますが

デコピンの形を作った際に目標にぶつける指が曲がれば曲がる程、指を加速させるためのエネルギーを作りやすくなります

このねじれが大きく出せれば出せるほど大きな力を生めるようになるで、上手く活用してくださいね。

?

注意点

上記の種目はとても優秀なトレーニングですが、しっかりしたフォームで行わなければ怪我のリスクが格段に上がってしまいます。

ウエイトトレーニング行う際はしっかりした指導の下でトレーニングを取り入れていき、パフォーマンスの向上を狙ってみてくださいね!